Top Message

トップメッセージ

フードビジネスのプロとして様々な分野で 専門性を発揮し、
お客様、そして社会に貢献できる会社を目指してまいります。

株式会社折兼は、フードビジネス業界において、ひとつの分野にとどまることなく、多様な分野で高い専門性を持つ専門商社です。
食品包装資材にはじまり、包装を効率化する機械、売り場を装飾する店舗備品、食の安全を守る衛生資材、環境に配慮したエコ商材など幅広い商品を取り扱っています。そして、これらを適切に供給できるジャストインタイム物流によって、フードビジネスに必要なインフラを最適な形でご提供し、お客様のビジネスを支えています。それが、私たちの存在意義だと考えています。

折兼の創業は明治20年。駅弁用の折箱製造販売からスタートしました。取扱商品こそ変化しましたが、この業界一筋にこだわってきました。私たちに求められる役割は時代によって常に変化しています。「総合商社」ではなく「専門商社」であるからこそ、お客様に最適な商品をご提案できるという考えを貫いております。おかげ様で130余年にわたり、多くのお客様・仕入先様にご支援いただくことができております。

令和の時代を迎え、私たちが社会に対し果たすべき新たな課題が出てきております。
一つ目は、海洋プラスチック問題や食品廃棄ロス削減に代表される環境問題への対応です。時代が豊かさを追求する時代からSDGs(持続可能な開発目標)を実現する時代にパラダイムシフトが起こる中で、環境負荷の少ない包装資材の開発と提案を行っていく使命がございます。

二つ目は、深刻な人手不足の問題です。30年後には、日本の人口が1億人を割り込むと予想されており、フードビジネスの現場でも様々な合理化が必要となってきます。従来、手作業で行っていた作業を機械化・ロボット化したり、SCM間でAIやブロックチェーン等のIT技術を活用した合理化を進めていく必要があります。

社会が目まぐるしく変化いたしますが、私たちは商品の安定供給のインフラを更に強固なものとし、フードビジネスのプロとして様々な分野で専門性を発揮し、お客様、そして社会に貢献できる会社を目指してまいります。

2020年7月
代表取締役社長

伊藤崇男