事例紹介
量販店
社内業務の見える化と、お客様に楽しんでいただける売り場作りに貢献
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業種
小売業
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従業員規模
60名(パート含む)
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地域
兵庫県芦屋市
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タグ
株式会社グランドフードホール様
食のセレクトショップ。2014年12月に芦屋店、2018年9月に六本木店をオープンさせる。バイヤーが、日本国内にある安心して口にできる美味しい物を探し出し、消費者のもとに生産者の気持ちを込めて商品を届ける。店内には、選び抜かれた商品の他にシェフ達がワクワクする食材で心を込めて調理した惣菜が並ぶ。株式会社グランドフードホール、通称「グラホ」。
課題
Problem
- 包装資材の過剰在庫をどうにかしたい
- 発注業務を誰にでもできるようにしたい
- 他には無い、海外のような楽しい売り場を作りたい
解決策
Solution
- オリジナルWEB発注システム「o-pid」で簡単発注
- 見た目は木材、素材は樹脂製の「Yパネル」を採用
- 独自性のある容器で見た目もオシャレに、楽しくなる売り場を実現
結果
Result
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資材の発注間違いや過剰在庫が無くなり、安定した運営に。
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Yパネルの採用で衛生的な管理と雰囲気のあるショーケースに。
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こだわりの美味しい食材をより良く魅せ、高級感のある売り場に。
包装資材の発注を簡単に。いつ、何を、どれだけ発注したか見える化したい。
今まで、自分たちの目で見て在庫を確認し発注を行っていた。包装資材でよくあるのが本体と蓋の入数が異なること。どちらか一方が無いとなれば、急いで発注をする。発注した後に、無いと思っていた在庫が出てくる。注文した商品はケース単位で届くため、本体と蓋の在庫差がどんどん広がる…資材保管スペースも足りなくなる…使わなくなった容器は残ったまま…そんな状況から抜け出すために思い切って決断。自分達に合った資材購入先を新たに探した。
そして、今使っている容器が全て揃うのが通販サイトの「容器スタイル」だった。そんな中、偶然にも容器スタイルを運営する会社、折兼の担当者が芦屋店へ飛び込み訪問。担当者の説明を聞いてみると当社専用のWEB発注システムができることがわかった。そのシステムは、使う容器・資材だけが画面上に表示され、好きなタイミングで必要な数だけ発注できる「o-pid」という発注システムだった。その場で画面も見せてもらい、強く惹かれた。
実際に使ったら、操作は簡単。画像付きでパートさんにもわかる発注画面で、間違いがなくなった。履歴からの発注もできるため、この業務は誰でも可能に。いつ、何を、どれだけ発注したかが分かり、状況が明確に。o-pidにしたことで適正在庫になった。商品によっては小袋単位の発注ができるため、今までの悩みが全て解決した。
オリジナルショーケースに工夫を加え、特別感あふれる売り場に。
芦屋店の改装でグランドフードホールオリジナルのショーケースを置くことに。
お気に入りのショーケースだがシルバーの板に悩んでいた。商品が無ければショーケース内が寂しくなってしまう。そんな時、「折兼」と聞いてスーパーマーケットトレードショー(展示会)で見た「Yパネル」を思い出した。
樹脂製だけど木製品にしか見えない板。自然で温かみのある雰囲気がグランドフードホールのショーケースにぴったりだと思っていた。色は、雰囲気を明るくするホワイトを選択。
ショーケースは、オリジナル品のため、Yパネルもショーケースに合ったオリジナルのサイズに。
折兼の備品専門部隊は、当時は名古屋の本社にしか在籍していなかったため、関西の営業担当者が備品担当者からの指示を仰ぎ、Yパネルをジャストサイズにカットし設置。残った端材はグランドフードホールで活かし、お洒落なOPEN&CLOSED看板へ変身。
また、ショーケース内で使う惣菜を入れるお皿を統一。提供する側の使い勝手と、お客様から見える盛り付けが綺麗に見せられる形状のお皿になった。お皿を統一することで食材とお皿のミスマッチがなくなり、管理も楽に。惣菜担当者の負担と悩みが減った。
オシャレな容器で高級感のある売り場に。
グランドフードホールに並べられている商品は、全てにこだわりと特徴がある。見た目にもこだわりを持ち、食品をより良く魅せる。今まで使っていたサラダ容器は海外製でロットが大きく仕入れに困っていた。折兼へ相談したら当社に合った容器をいくつか提案。イメージに近い容器が見つかった。
グラホのスタイルでSDGsを考え、お客様に食の楽しさを伝える。
グランドフードホールは2014年のオープン当時からグラホオリジナルエコバッグの販売を行いレジ袋削減に取り組んでいる。
その他に、プラスチック削減を目指し折兼のエコ容器「ロックボックス」の採用や、ラザニア容器を麦とバガス素材からできた「W Bプレート」へ変更し環境への負荷を減らしている。ただ単にエコ容器を採用するのではなく、中身が見えるか、使い勝手はどうか、お客様に不便はないかを検討しエコ容器を採用。シェフが作ったこだわりメニューを味だけでなく、見た目にも気を遣いお客様に食の楽しさを伝えている。食の楽しみを絶対条件に、環境に配慮していきたい。
今後もグランドフードホールは美味しい物を発掘し、お店に来ていただいたお客様、商品を買われたお客様に食の楽しさと大切さを伝えていく。折兼としても総合力を活かし包装資材、備品を通してグランドフードホールと一緒に売り場作りに取り組む。
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