事例紹介

食品工場

衛生に関する複合提案で、会社全体の衛生意識が大きく改善

  • 業種

    食品工場

  • 従業員規模

    約160人

  • 地域

    中部

  • タグ

    • #食品工場

    • #衛生管理

某食品加工業様

本事例の企業様は高級和洋食材の製造、手づくりケーキやドレッシングなどの商品開発のほか、自然と食の調和をコンセプトにした施設の運営など幅広い事業を展開している。

課題

Problem

  • 過去に毛髪混入に関するクレームが発生し対応が必要に
  • 食品衛生の講習会を実施したいがそこまで手が回らない

解決策

Solution

  • 衛生帽子の提案とサンプルによるテスト実施
  • 品質管理の一部業務を代行。講習会を実施し従業員を指導

結果

Result

  • 毛髪混入に関する苦情・
    クレームが大幅に減少

  • 従業員の意識、衛生意識が向上し白衣の取り扱いまで注意がいくようになった。

食の企業に相応しい食品衛生のプロを求めて

商品への毛髪混入に関するクレームが発生し、問題解決の方法を模索していた同社。衛生帽子の見直しを進めていたが、どのような帽子にすれば効果が出るのか、適切なコストで仕入れることができるのか等、頭を悩ませていた。

また、独自に従業員への衛生管理の指導も行っていたが、マニュアル作成や講習会の実施などは同社の品質管理担当者にとって大きな負担となっていた。

衛生帽子のテストに加え、実効性のある衛生講習会を実施

折兼では、対策のスピードを重視し、まずは新たな衛生帽子の提案と、サンプルによるテストの実施に集中。効果をすぐに比較できるよう様々な形状と素材のサンプルで着用テストを行い、現場の意見を聞きながら新たな衛生帽子を決定した。効果はすぐに現れ、クレームを半分に減らすことができた。

さらに、衛生帽子というモノの改善だけでは効果は一時的なものとなってしまうと考え、毛髪混入防止対策に絞った衛生講習会の開催を提案。折兼の専門家が講師を務めることで、従業員はこれまで以上に話に耳を傾けるようになり、また同社の品質管理担当者の負担も減らすことができた。

衛生講習会では従業員同士のディスカッションを重視。講習会後には、従業員から衛生上の業務改善案を挙げてもらい、その改善案を精査した上で1ケ月以内に実行するという取り組みも行った。会社からの一方的な講習会にせず、問題解決に向けて従業員が自ら改善を進める流れを作ることにつながった。

衛生管理のプロとして、早く、深く、幅広い支援に期待。

今回の対応を通し、同社担当者は「折兼さんには衛生管理の専門部署があり、他社よりも対応が早いし、知識も深い。」と折兼を評価。

同社は今後、また需要が高まるテイクアウト商品の検討や、新しい工場の建設も視野に入れている。

同社担当者は、「食品衛生品質管理を徹底しお客様へ安心安全な商品をお届けしていく。そのために、常に従業員とともに衛生管理の精度を高めていきたいです。折兼さんにはそのお手伝いでご協力いただきたいです」と今後を見据え、抱負を語った。

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