事例紹介

食品工場

機械ラインを再構築し、惣菜加工現場の人手不足を解消

  • 業種

    食品工場(惣菜)

  • 従業員規模

    1,200人

  • 地域

    中部

  • タグ

    • #食品工場

    • #機械

    • #省人化

課題

Problem

  • 生産ラインにおける人手不足を解消したい
  • 多品種少量の生産ラインにおける蓋かぶせ作業の生産性を高めたい
  • ライン外で行っている袋詰とパックシール作業の生産性を高めたい

解決策

Solution

  • 生産品目が変更されても、型替え不要で蓋かぶせができる機械を導入
  • イレギュラーな袋詰とパックシール作業をライン上で行える機械を導入

結果

Result

  • 蓋かぶせ作業に必要な人員が減り、作業ミスによるロスも削減

  • 袋詰とパックシール作業では必要人員を4〜5人から1人へ大幅削減

  • 蓋かぶせ機械は、本社工場に続き、他の工場でも導入を進め生産性が向上

人材不足が生産のボトルネックに

惣菜等の食品加工を行う本事例の企業様では人手不足が続き、生産が追いつかない状況が続いていた。
同社には「多品種少量の生産」や「イレギュラーな作業」も多く、機械化しづらい作業に人手を割かれ、人材不足による生産性の低下が大きな課題となっていた。

多品種少量に対応できる最新の機械を提案

多品種少量の生産ラインで容器に蓋をかぶせる工程では、機械がありながら人手で対応をしていた。当時の機械は生産品目が変わる度に型交換が必要だったため、何度も型交換をしながら機械で対応するよりも、人手で対応をした方が早いと考えていた。

そこで、折兼からは直近の展示会で目にしていた「型替え不要の蓋かぶせ機」を提案。これにより必要な人員は半分以下に削減。最新の情報をいち早く掴む折兼の情報収集力を活かすことができた。

同社では「特に導入された蓋かぶせ機は大きなトラブルもなく、納入後も順調に稼働しています。汎用性にすぐれており、現在は本社だけでなく、関東・関西工場にも導入しています」と、効果の高さを実感している。

イレギュラーな作業を機械化し、
生産性の向上に成功

もうひとつ同社の生産ラインで大きな問題となっていたのが、イレギュラーな袋詰めとバックシール作業への対応。この作業は特定のお客様で不定期に発生するため、生産ライン上で行わず、ライン外に商品を持ち寄り人手で作業を行っていた。

この問題を解決するため導入されたのが、商品をコンベア上に置くだけで外装袋が出来るL型包装機。包装メーカーとの連携や仕様調整を経て導入した結果、必要だった人員は4〜5人から1人に減少。大幅な生産性向上につながった。

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