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野菜洗浄を簡単に!野菜を洗う理由と洗浄機の紹介

2023.05.12

野菜の洗浄が必要な理由

キッチンで野菜を洗う様子

野菜を洗うのに時間がかかることに悩む方は多いのではないでしょうか。
野菜には微生物や虫などが付着している可能性があるため、これらをきれいに洗い流すことで、安心して食べられるようになります。
そんな方におすすめしたいのが、野菜洗浄機です。
野菜洗浄機を使うことで確実かつ効率的に洗浄できます。

本記事では、野菜の洗浄が必要な理由やその効果から野菜洗浄機の種類、導入するメリットを紹介していきます。

なぜ洗浄が必要?

野菜は畑から収穫するため、生きている虫はもちろん、運送や販売などの過程でつぶれてしまった虫、虫の卵や糞なども付着しています。
また、野菜の表面に土が付いていると、サルモネラ菌やノロウイルス、O157などの微生物や農薬の成分が含まれていることもあります。
 
野菜洗浄機を使うことで、これらの異物をしっかりと洗い流せるとともに、洗浄の時間と労力を大幅に削減できます。

洗浄による効果

野菜を洗浄することによる効果は次の通りです。

  • 虫やその卵、糞などを洗い流せる
  • サルモネラ菌やO157などの食中毒を引き起こす微生物を洗い流せる
  • 野菜を腐らせる微生物を洗い流せる
  • 異物による不快感を与えない

野菜は、微生物やカビの仲間の働きによって分解され、有害な物質を発生させます。
これが「腐った状態」です。
野菜を十分に洗浄することで、虫や食中毒菌などだけではなく、野菜を腐らせる微生物も洗い流すことができます。

このような理由から、野菜は十分に洗浄する必要があります。
特に、高齢者や子どもなど、細菌やウイルスに対する抵抗力が弱い人が口にする場合は、流水だけではなく中性洗剤や次亜塩素酸ナトリウムで野菜を殺菌することが望ましいといわれています。

なお、「洗った方が良い野菜」と「洗わなくていい野菜」があります。

洗わなくていい野菜
・皮をむいて使う玉ねぎやトウモロコシ、ニンニクなど
・きのこ類・・・水分を吸収しやすいため、乾いたふきんで汚れを落とすことがポイント

洗った方がいい野菜
・ピーマンやナス、トマトなどを皮ごと食べる場合

野菜洗浄機を導入するメリット

新鮮な野菜

野菜洗浄機の主なメリットは、人的・時間的コストを抑えつつ野菜をしっかり洗えることです。

野菜は手洗いもできますが、手洗いするとそれだけ人的・時間的コストがかかります。
また、すすぎ残しによって野菜に洗剤が付着していたり、汚れが落とし切れないリスクもあります。
野菜洗浄機を使うことで、効率性や安全性の向上が期待できます。

反対に、野菜洗浄機を導入するのに、「機械導入時などのコストがかかる」「定期的なメンテナンスが必要」などのデメリットもあります。
しかし、野菜を手洗いする日々の労力や時間の消耗を考えると、そこまで大きなデメリットとは言えないでしょう。

次に、野菜洗浄機を使うメリットについて詳しく紹介してしていきます。

異物除去率の向上

手で洗う場合は、細かなところの汚れをかき出そうとして野菜を傷つけてしまいがちな上に、丁寧に洗っても微量の汚れが残ってしまう恐れがあります。

野菜洗浄機と言えば、野菜を力強く機械的に洗うイメージがあるかもしれませんが、実際には水流と泡でやさしく洗うため、野菜を傷つける心配がほとんどありません。
細部にまで水流と泡が入り込むことで汚れを徹底的に、ムラなく除去・洗浄します。
異物を効率的に除去しつつ、洗浄の効果も高めることが野菜洗浄機のメリットの1つです。

時間短縮

野菜の形状に合わせて角度を変えて水流を当てたり、細部を指でこすり洗いしたりする場合は時間が掛かります。
特に、大量の野菜を扱う飲食店では、1つずつ洗うと膨大な時間がかかるでしょう。
しかし 野菜洗浄機を使えば、手洗いよりも早くきれいに洗浄できます。

人的コストの削減

野菜の洗浄を機械に任せることで、手の空いた従業員は他の作業を行えます。
それだけ時間的・人的コストを削減できるため、経営面でも良い影響が及びます。
例えば、大量の野菜を洗うために1人の従業員(時給1,000円)が3時間稼働する場合、3,000円のコストが発生します。
1日単位で見ると大きなコストに思えないかもしれませんが、この作業を月20日行うと1ヶ月で60,000円、1年(365日)で約110万円程のコストがかかります。
 
野菜の安全な提供や人的コストの削減などのメリットを考慮すると、野菜洗浄機を導入した時の費用対効果は高いといえるのではないでしょうか。

野菜洗浄機の種類

野菜洗浄機には、大量の野菜や食肉の洗浄に適したものや小型多品種の洗浄に適したものなどがあります。野菜洗浄機の種類とその特徴について詳しく見ていきましょう。

大量の野菜や食肉に最適な食品洗浄機

アクアウォッシュ・マスター

大型の食品洗浄機は、一度に大量の野菜を効率的に洗浄できます。
おすすめの洗浄機は「アクアウォッシュ・マスター」です。
水流や泡で野菜や果物をはじめ、食肉、鮮魚などをやさしく洗うことができます。
浮いてくる異物と沈む異物を除去し、その後は殺菌とすすぎを自動で行うため、野菜洗浄の効率化・省力化を実現します。連続して大量に食品を洗浄する食品工場に最適なタイプです。
 
また、エアーと循環水、水道水を同時に低圧噴射させ、「クリアウェーブ水流」を生み出すことで食品の細部に潜む異物を徹底的にかき出します。さらに、クリアウェーブ水流をジグザグに噴射して、水流と泡の力で食品をやさしく「もみ洗い」することもできます。

アクアウォッシュ・マスターの概算価格は8,000,000円です。

小型多品種の洗浄に最適な小型食品洗浄機

アクアウォッシュ・キューブ

小型食品洗浄機は、スペースが限られた小型店も導入しやすい洗浄機です。
小型食品洗浄機「アクアウォッシュ・キューブ」は、ソフトな水流と細かい泡で食品の細部に潜む異物をやさしくかき出します。コンパクト設計なうえに、洗浄機として使わないときは通常のシンクとしても利用できるため、主に厨房での洗浄に適しています。ノズルを付け替えることで、浮く野菜・沈む野菜・両方の野菜の3パターンに適した方法での洗浄が可能です。
 
また、水道水と循環水を併用した節水設計なうえに水道水の吸水量を調整できるため、環境とコストの両方の負担を軽減します。

アクアウォッシュ・キューブの概算価格は2,700,000円です。

前処理や下処理に最適な前処理洗浄機

アクアウォッシュ・ライト

前処理洗浄機は、洗浄だけではなく殺菌やほぐし、ミックスなど、前処理および下処理用としてさまざまな用途で使える洗浄機です。
前処理洗浄機「アクアウォッシュ・ライト」は、やさしい水流で洗うため、デリケートな葉物野菜も傷つけずに汚れを洗い流すことができます。また、ノズルを付け替えることで、5通りの方式から用途に応じた最適な洗浄方法を選べる点もメリットです。
 
比重の重い異物はスノコの下に沈めて再混入を防ぎ、比重の軽い異物はごみ取りネットで自動回収します。ノズル部やごみ取りネット、ストレーナーなどは取り外して丸洗いできるため、お手入れが簡単です。

アクアウォッシュ・ライトの概算価格は1,170,000円です。

カット済み野菜の洗浄に最適な洗浄機

エムラ販売

カット済み野菜の洗浄機は、キャベツの千切り、つま等のカット済み野菜の殺菌・すすぎを行うための洗浄機です。
おすすめの洗浄機は「自動昇降ブロワーシンクTDS-BSA-2」です。
ザルカゴの上下運動の水流と泡により浸漬液を攪拌し、ザルカゴ内の食材全体に殺菌水・冷水が行き渡ります。
操作も簡単で、ザルカゴを置いて蓋を閉め運転スイッチを押すだけで洗浄が可能です。
脱水工程がある場合、使用したザルカゴをそのまま使えるため作業効率も高いのもメリットです。

ブロワーシンクの概算価格は2,500,000円です。

野菜洗浄機の事なら折兼へご相談ください

野菜洗浄機に興味がある、あるいは導入をご検討の方は、折兼までお気軽にご相談ください。
野菜洗浄機は、洗浄する野菜の量や種類、求める機能、予算、設置スペースなどに応じて適切なものを選ぶ必要があります。折兼は、お客さまのご希望、作業場所の状況など踏まえ、最適な野菜洗浄機をご提案いたします。

野菜洗浄機の導入で作業効率をアップしましょう

微生物や虫などの付着物したままの洗浄不足の野菜は、健康被害をもたらす恐れがあります。
手洗いは丁寧なイメージがある反面、細部の汚れまで落としきることは難しいものです。
また手洗いは、時間と労力、人的コストもかかるため、大量の野菜を洗浄するのであれば、効率よく洗浄作業ができる野菜洗浄機を使うことをおすすめします。

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