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店舗の装飾が売り上げを左右する!装飾方法やアイテムを紹介

2020.07.22

店舗装飾の方法やアイデアを紹介

今の時代、たくさんの実店舗があり、さらにネットショッピングも普及し、なかなかお客さまが来店してくれないとお困りの方が多いのではないでしょうか?

そこで重要なのが店舗装飾です。
店舗装飾はただの飾りやインテリアではなく、集客をあげ購買意欲を高め、来店頻度を高める上で非常に重要な要素となります。しかし、多くの店舗で店舗装飾に注力できていないのが現状です。

そこで店舗装飾の方法やアイデア、実際に使える装飾アイテムを紹介します。
ぜひお店の集約アップと購買意欲・来店頻度のアップにお役立て下さい。

店舗装飾のポイント

お客さまがお店を評価するポイントは3つあります。

  1. 商品やサービスの品質
  2. 誠実で温かい接客
  3. お店の雰囲気づくり

これらが噛み合ったときに、お客さまに末永く愛されるお店になっていくのですが、商品やサービスの品質、誠実で温かい接客はしっかりとできていても、店舗の装飾や雰囲気作りがうまくできていないことが多々あります。
店舗装飾はただの飾りではなく、「お客さまをもてなしたい」という店側の意思や想いの表れですので、今の店舗に必要な装飾アイテムを取り入れることが大切です。「お店のコンセプト」「オススメ商品」「買い物を楽しんでほしい」こんなメッセージを視覚的に与える店舗装飾、アイテムをご紹介していきます。

お店のイメージを決めて統一感を出す

店内装飾を行う上で大切なことは、まずお店のイメージを決めて統一感を出すことです。
そのために、どんな客層が来店しているのかリサーチして(もしくはどんなお客さまにきてもらいたいかを明確にして)、そのお客さまに喜ばれる、居心地が良いと思ってもらえる装飾や配色を意識する必要があります。

たとえば、店舗のイメージに合わせて、POPやチラシなどの販促物で使うフォントやカラーを統一するだけで大きく印象が変わります。

  1. 形・サイズ :POPの形状やサイズを、商品カテゴリーごとに統一する
  2. カラー   :POPに使用するカラーを統一する
  3. フォント  :POPに使用する文字フォントをブランドイメージにあった書体で統一する

たくさんのフォントやカラーを使ってしまうと、統一感を出すことは難しくなってしまうので、店舗内で使用するものは事前に社内でルールを作り、いくつかに絞り込むようにしましょう。
類似した色や素材で店全体に統一感をもたせることで、見やすさや居心地の良さがアップします。

おすすめ商品などコーナーを設ける

いつも来ていただけるお客さまが新しい発見や楽しさを感じてもらえるように、おすすめ商品のコーナー、旬な食材のコーナーなどを設けて装飾やディスプレイに変化を持たせ、お客さまが飽きないようにすることが重要です。
繁盛店は常にお客さまを飽きさせない工夫をしており滞在時間を延ばし、買い上げ点数をアップさせることで売り上げを伸ばしています。

場所別|店舗装飾の方法やアイテム

店舗装飾の目的は装飾する場所によって大きく異なります。
外観であれば、まずは外の人にお店の存在を知ってもらい引き込むことを目的とし、売り場であればオススメやこだわりの商品を認知・購入してもうらう目的があります。

ここでは、「外観」「ショーケース」「売り場」の3つの場所に分けて、それぞれの装飾の方法や、装飾で使えるアイテムを紹介していきます。

外観・エントランスの装飾方法

外観・外装・エントランスの装飾はお客さまを店舗に引き込む役割を担い、集客を左右する重要な場所となり工夫次第で入店率を上げることができます。
遠くからでも見えるように、のぼりや看板を置きお店の存在を知ってもらうと同時に、何を売っているお店なのか外から見て伝わるように装飾することが大切です。

エントランスでは商品の紹介をするために、メニューやチラシなどを使い、興味を持たせます。エントランスの綺麗さも集客において重要なため、壊れやすい装飾は避け、入口から店内の様子が見えるように、入りやすさを意識した装飾を行えば、お客さまに安心して入店していただけます。

外観・エントランスの装飾アイテム

外観・エントランスを装飾するアイテムは、看板やのぼり、チョークボード、ウィンドウサインなど比較的簡単に設置できるものが多いです。

スタンド型ポスターパネル
ポスターを入れるフレーム。A2~B0のポスターのサイズに合わせたフレームがあり、本日のチラシやイベントの案内に使用できます。屋外で使える防水仕様もあります。

スタンド型ポスターパネル

メニュースタンド
飲食店のメニューやお店の案内、店内マップの表示に使えます。移動させやすいキャスター付きや照明付きなどもあります。

メニュースタンド

通りに面したショーケースの装飾方法

通りに面したショーケースは、店の前を通る人にお買い得な商品情報や、季節の商品などをアピールし入りやすい雰囲気を作り集客に繋がる装飾を行うことが大切です。
お買い得な商品は大量陳列で目立つように装飾し、春夏秋冬の季節ごとの旬な食材、ハロウィンやクリスマスなど、イベントごとの販売強化商品を店舗ディスプレイに反映させると、買い替え需要や購買意欲のアップに繋がります。

冷蔵ショーケースの装飾アイテム

冷蔵ショーケースで使用される装飾アイテムは、

  • カラーシート
  • 敷物(シート)

がよく使用されます。柄の種類が豊富で、どんな売り場とも相性がよく、耐水性もあるため冷蔵ショーケースの中でも安心して使用することができます。

シート

季節感やイベントをイメージさせたい場合は、

  • タペストリー
  • 吊りもの
  • パネル

などがよく使用されます。

タペストリー

売り場の装飾方法

売り場の装飾は実際に購入に繋がるため、おすすめ商品や季節の商品にPOPなどを配置して、商品を手に取ってもらえるように装飾します。

例えば、農産売場ではブラックボードに蛍光ペンで書いたPOPを配置してライブ感を演出、畜産売場では飼育のこだわりをPOPに書いて配置、水産売場では産地直送ボードを使用して、その日の獲れた漁港を書いて漁港直送の演出、市場感の演出を行います。
また、近くにレシピなどを置いて、他の商品の購入(関連商品販売)を促す装飾を心がけます。

売り場の装飾アイテム

売り場の装飾アイテムは数多くありますが、ここでは手軽に設置できるオススメアイテムを紹介していきます。

POPスタンド

卓上スタンドタイプのPOP器具。
クリップに挟める厚みであればパネルでも使用が可能。色、材質、脚の仕様が複数種類あるので、設置場所に応じて使い分けができます。高さの調整が出来るので、目立たせたい価格以外の説明、告知、案内にも使用いただけます。

POPスタンド
産地直送ボード

果物や野菜の生産地、魚の漁場等を表示。商品のこだわりや安全性を伝えることができます。

ブラックボード、マーカー

紙のPOPの代わりに手書きで使用できます。
店側の思いや商品のこだわりを伝えるのに相性が良いアイテムです。

ブラックボード
ブラックボード_事例

季節別|店舗装飾のアイデア

季節を取り入れた店舗装飾を定期的に変更することで店内の雰囲気に変化が出るため、お客様は店舗への飽きを感じにくく、新鮮な気持ちで買い物を楽しむことができます。

また、季節を取り入れた店舗装飾は買い替え需要を促し、購買意欲を高める効果があり、季節ごとの旬な食材やオススメ商品の販売がしやすくなります。
ここでは季節ごとの店舗装飾のアイデアを紹介していきます。

春の店舗装飾のアイデア

ニュー大桜ガーランド
ニュー大桜スプレー

ひなまつり、ホワイトデー、入学式などの、お祝い事の多い春の売り場では、ピンクや赤などの鮮やかなカラーでお祝いを演出しましょう。春野菜の鮮やかな緑色と相性が良いので、春の訪れをいきいきと感じる売り場になります。
毛氈(もうせん)」を売り場に敷くだけで、売り場にお祝い感を演出する事ができます。

夏の店舗装飾のアイデア

楓スプレー
朝顔ローコストガーランド
涼味風鈴

暑くなるこの季節は七夕やお祭り、海水浴などの行事に合わせ、涼味のある水色のカラーなどで売り場を演出します。食べると涼しくなる食材を楓や朝顔、すだれ、ロックアイスなどで涼やかに演出し、みずみずしさが映える店内作りがポイントです。

秋の店舗装飾のアイデア

もみじブッシュ
パンプキンフェイス

この季節はほっこりとあたたかく、また旬な食材も多く、食欲が高まる季節のため、売り場での演出が重要です。「豊穣の秋」をイメージさせるシズル感たっぷりの味覚売場を作りましょう。
食材の獲れたて感のある売り場演出ができるウッド調Yパネル、折りたたみコンテナ、演出小物としては、ススキ、かぼちゃがおすすめです。

冬の店舗装飾のアイデア

レシピケース
お鍋尺丸提灯
バリューツリー

魚介類や野菜など、この寒い季節ならではの旬な食材が並ぶお店では、体が温まるおすすめレシピや、お鍋などのメニュー提案を、POPや関連陳列販売で行います。クリスマスやお正月などの行事に合わせ、雪やもみの木などで店舗装飾を行い、お客さまの購買意欲を高めます。

店舗装飾を見直して集客アップを狙おう!

集客アップのためには、頻繁に買い物に来ていただけるお客さまを飽きさせないことが大切で、そのためには店舗装飾を行うことが必要です。店舗装飾は、イメージにあったカラーで統一するなど基本のポイントをおさえつつ、エントランスや売り場など、その場所の目的にあった装飾をおこない、季節やイベントに合わせて日々変化させていくことが大切です。

株式会社折兼には、店舗装飾の専門スタッフが在籍しております。もっと本格的な装飾をしたい、競合店とは違った装飾をしたい、という方は是非一度ご相談ください。

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