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レトルト食品のメリットとは?飲食店で取り扱う際に向いている包装を解説

2020.08.03

レトルト加工は食品を安全なままお客様に届けるための役割を担う

私たちの日常でよくみかけるレトルト食品。
レトルト食品は便利で安全、賞味期限も長く消費者にとって必要不可欠な存在になっています。レトルト食品は、レトルト殺菌が開発され、常温のまま安全な状態でお客様に届けることを可能にしました。今回はレトルト食品の包装について、役割や目的、特徴などを解説していきます。

レトルト食品の役割や目的

レトルト食品は軽くて、保存が利き、短時間で温めて食べられる点が多くの消費者のニーズにマッチし、一般家庭にすっかり浸透している食品です。一般には「レトルトパウチ食品」の略称として広く定着されています。

レトルト食品は1969年に発売されたボンカレーが第一号。
軽くて、持ち運びに便利で、袋や容器は捨てやすく、袋を開ければそのまま食べることができるレトルト食品は、非常に便利で私たちの生活にはなくてはならない存在になりました。そして常温で流通でき、腐らないためお客様に安全な食品を届ける役割も担っています。

気密性のある容器包装に入れて加圧および加熱による殺菌をした食品

レトルト食品は、袋や容器につめられた食品をレトルト殺菌され無菌状態にし、常温でも長期保存することが可能な食品です。

100℃以上高温・高圧で、レトルト窯により殺菌することを『レトルト殺菌』、100℃未満の加熱して殺菌することを『ボイル殺菌』といいます。

レトルト食品を作る際、食品製造者は中心温度が120℃4分以上になるように加熱することが多いです。理由は、ボツリヌス菌とよばれる食中毒を起こしやすい菌を殺すには120℃4分以上の加熱をしないと殺すことができないからです。食品衛生法にも、「レトルトによる殺菌の条件は120℃4分間、あるいはそれと同等以上の殺菌である」と定められています。

製造者は、消費者が食中毒を引き起こさせないために、レトルト食品製造時には必ずレトルト殺菌をしましょう。

温度を高くするほど殺菌時間は短くなる

食品を加熱殺菌する場合、レトルト食品にするのかしないのかで殺菌温度や時間が変わってきます。加熱して殺菌するにはボイル殺菌とレトルト殺菌の2種類あります。

  1. ボイル殺菌:100℃未満で加熱して殺菌すること
  2. レトルト殺菌:100℃以上で加圧加熱して殺菌すること

レトルト食品とは、レトルト殺菌をした食品で、100℃以上の加熱をするためにはレトルト窯が必要です。家庭でもレトルト食品を湯煎で温めることがあると思いますが、家庭の沸騰した加熱は100℃未満のためレトルト殺菌はできません。

食品内の菌は熱を与えることで死滅させることができますが、長時間熱を与えることは食品に負担をかけてしまい、味の劣化なども引き起こす可能性があります。例えば、食中毒を起こしやすいボツリヌス菌ですが、100℃のボイル殺菌だと400分かかるのに対して、120℃だと4分で死滅させることができます。内容物を劣化させることがないため、ボイル殺菌よりもレトルト殺菌の方が食品には優しいです。

内容物にあわせて何度何分の殺菌をしなければならないのかを決めることもレトルト食品には必要です。

レトルト食品の種類

私たちの生活に身近なレトルト食品。
スーパーマーケットに常温で置いてある食品はレトルト食品です。

・ボンカレー・牛丼・パスタソース

・おでん、煮豆

・サトウのごはん

・魚肉ソーセージ

・缶詰
 シーチキン・トマト・鯖缶など缶詰もレトルト殺菌されたレトルト食品です。

他にもレトルト食品とよばれるものは数多く存在し、日常生活の中でよく目にするものばかりだと思います。レトルト食品でも、中に入っている食品によって材質や包装仕様が変わってきます。

フィルム熱で溶着したレトルトパウチ食品

製品の四方がシールされた袋のレトルト食品です。

レトルト食品には、酸素・水蒸気を通さないバリア材のついたフィルムの選定が必要です。また100℃以上の加圧加熱するため、温度や時間を何度何分で設定するかも袋の選定には重要になります。材質はアルミ箔のついたものと透明なもの2種類があります。それぞれの特徴を説明します。

メリット&デメリット

袋の形の種類としては、平袋やスタンド袋が多いです。

食品を容器詰めしてふたごとレトルト殺菌するレトルト容器食品

電子レンジで加熱できるサトウのご飯のようなものは、トレー上の容器に食品を詰め、蓋をしたあとにレトルト殺菌をしています。容器も蓋も酸素・水蒸気を通さないバリア材がついており、蓋の上に脱酸素剤がくっついていることが特徴です。レトルト殺菌をすることによって容器の中は無菌状態になりますが、もともと袋の中に存在する酸素は取り除くことができません。脱酸素剤をくっつけることにより、容器の中の酸素を取り除いてくれるので、より賞味期限を延長することができます。袋系のレトルト食品は液体物が多いため、中に脱酸素剤を入れることができません。

包材の両端をアルミワイヤーでクリップして殺菌するレトルトパック食品

包材の両端がアルミワイヤーで止められており、常温でおいてあるソーセージもレトルト食品です。

ケーシングとよばれるフィルムに詰められたあと、レトルト殺菌されることが多いです。常温で1年間保存ができます。

レトルト食品の特徴およびメリット

レトルト殺菌ができるレトルト食品はお客様に安全で便利さを提供することができます。
導入することのメリットは、

  1. 安全性が確立
  2. 栄養素を消失されない
  3. 調理が簡単で長期間保存できる

などのメリットがあります。

メリット1|保存料・殺菌料を使用しなくても安全が確立されている

レトルト食品は保存料・殺菌料を使用する必要がありません。理由は、レトルト食品が空気や水分、菌など何も入らないように完全密封されているので、食品が腐ったり劣化が起こりにくいからです。また、食品衛生法でもレトルト食品は保存料や殺菌料を使ってはいけないと決まっています。

保存料、殺菌料を使用しなくても安全性が確立されているのがレトルト食品です。

メリット2 |栄養素を消失しない

レトルト食品の2つ目のメリットは、栄養素を消失しないということです。
メリット1でも説明しましたが、レトルト食品は無菌状態で密封しており食品の劣化が起きにくいため、保存料などを使用する必要がありません。保存料、殺菌料を使用せず、無菌状態で空気や水分・雑菌も入らないため、栄養素が消失することはありません。

メリット3|調理が簡単で長期間で長期間の常温流通ができる

多くのレトルト食品は、電子レンジで加熱したり、湯煎にかけるなどの短時間の調理をするだけで出来立ての料理のように美味しく安全に食べることができます。また、無菌状態で密封されているため菌が増えることもなく常温で保存することができ、保存食にもぴったりです。さらに常温のまま流通できるので、1度に大量運送ができ、物流面でも大変便利です。

レトルト食品の包材選びのことなら株式会社折兼

レトルト食品の包材選びには、ぜひ株式会社折兼にご連絡ください。レトルト食品関係でたくさんの実績をもつフィルムの専門家が常駐しているため、商品やお客様の課題にあったレトルト食品の包材を提案させていただきます!

ラミネート・単装フィルムなど袋全般を取り扱っている

株式会社折兼は、フィルム事業グループというフィルムの専門部署があります。
単体フィルム、ラミネートフィルムなど袋全般なんでも取り揃えています。レトルト食品には、レトルト食品に適したフィルム構成が必要です。間違ったフィルムを選んでしまうと、レトルト殺菌の温度に耐えられない、破袋がおきる、中の商品が腐るなどレトルト食品としての機能をはたせない場合があります。

中身を見せたい、賞味期限を延ばしたいなど、お客様の要望に適したフィルムの材質を提案させていただきます。

豊富な実績で提供したい食品に合わせた包装が可能

レトルト食品の包装以外でも、真空袋、深絞り、お菓子の外装、ピロー用フィルム、たくさんの実績があり、食品にあわせたフィルム構成の提案をさせて頂きます。

飲食店、食品工場などで現在困っている問題はありませんか?

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有用性の高いレトルト加工はお客様に大きな喜びを与えられる

レトルト食品は奥深い食品です。レトルト食品を事業で取り扱う場合、レトルト食品の基礎知識や食品衛生法などについて十分理解する必要があります。そして私たちの生活にはレトルト食品が欠かせません。レトルト食品があることで、お客様の生活を豊かにすることができます。株式会社折兼にレトルト食品について相談していただければ、最適な包材でお客様へ提供することができます。

私たちと一緒にお客様へ便利な生活・大きな喜びをお届けしましょう!!!

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