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床洗浄を効果的に行う手順と専門家に依頼するメリット

2020.08.11

あらゆる事故を防ぐため現場の床は適切な洗浄が必要

食品工場や物流現場の床は油やゴミ、埃などさまざまな汚れが付着して、それが何層にも積み重なって取り除くのが難しくなっている場合があります。汚れが積み重なっていくと、油で足を滑らせて怪我をする、ゴミから出る悪臭が広がるといった被害が起こる可能性があります。
この記事では場所や床の種類によって異なる床洗浄の方法、床洗浄機を導入することのメリット・デメリット、床洗浄機の種類について紹介していきます。

食品工場や物流現場の床の洗浄方法

食品工場や物流現場は大きく分けて2種類の床があります。

  1. 水を流すことができない、または水を使用できない「ドライ方式」の床
  2. 床に排水溝が設置されていて、水を流すことができる「ウェット方式」の床
  3. 「ウェット方式」の床でドライ運用する方法

床の種類によって洗浄の方法は全く異なりますので、次の章ではそれぞれの床洗浄方法について説明していきます。

細菌の繁殖や労災の発生を防ぐ

最小限の水を流し、ワイパーやモップなどで水分を拭き取り、なるべく床が乾いた状態で運用・作業をする、といった方法としてドライ運用があります。ドライ運用をすれば、床や室内が比較的乾いた状態を保つことができるので、細菌の増殖や金属の腐食などを抑えることができます。また、水や油で足を滑らせることも減るので労災事故の減少にも繋がります。床の洗浄方法で分けると「ウェット方式」になります。

食品工場など水を流す床の洗浄方法(ウェット方式)

水を流せるウェット方式の床は基本的に排水溝が付いているため、洗浄がしやすくなっています。この章ではウェット方式の床洗浄工程を2つにわけて説明します。

人の手で行う洗浄方法

  1. ゴミや埃をほうきとちりとりで取り除く
  2. 洗剤を床に撒き、油や汚れが浮くように馴染ませる
  3. ブラシでこすり洗いをする
  4. 水を流し、すすぐ
  5. スクイージーやワイパーで水気を切り、乾燥させる

機械を使った洗浄方法

  1. ゴミや埃を床清掃機(スイーパー)で取り除く
  2. 自動洗浄機(オートスクラバー)で水と洗剤を撒き、こすり洗いをする
  3. こすり洗いをしながら汚水を回収する
  4. スクイジーやワイパーで水気を切り、乾燥させる

機械を使えば作業工程が減るので時間短縮に繋がります。

スクイージー

物流現場など乾いている床の洗浄方法(ドライ方式)

水をあまり流せない、または使えないドライ方式の床は清掃を怠ると汚れが蓄積してしまうので、毎日の清掃が大切です。
この章ではドライ方式の床洗浄工程を2つにわけて説明します。

人の手で行う洗浄方法

  1. ゴミや埃をほうきとちりとりで取り除く
  2. 洗剤を含んだモップなどで床面を拭く
  3. きれいなモップで水拭きをする
  4. スクイージーで水切りをする、または乾いたモップで拭き取り乾燥させる

機械を使った洗浄方法

  1. ゴミや埃を床清掃機(スイーパー)で取り除く
  2. 自動洗浄機(オートスクラバー)で水と洗剤を撒き、もみ洗いをする
  3. もみ洗いをしながら汚水を回収する
  4. スクイージーで水切りをする、または乾いたモップで拭き取り乾燥させる

機械を使えばウェット方式と同じような清掃方法、洗浄効果が期待できます。

スクラバー

床洗浄機を導入することのメリットやデメリット

床洗浄は清掃作業の中で、最も時間を要すると一般的に考えられています。
そこで作業効率を上げるために、床洗浄機を導入するケースが非常に増えています。床洗浄機を導入する最大のメリットは洗浄時間の短縮・省人化・省力化です。圧力を上げることで人の手では取りづらい頑固な汚れも簡単に素早く洗浄することができ、床洗浄機自体の操作も比較的わかりやすいため、誰でも扱う事ができます。しかし、導入費用や前準備などのデメリットもあります。今回ご紹介する床洗浄機は業務用にあたるので、家庭用洗浄機と比べるとコストも費用もかかり、機械によっては200Vの電源が必要なため、電源が必要になります。

メリット1|1台あれば洗浄液塗布、洗浄、汚水回収ができる

床洗浄機を使わずに頑固な汚れを落とす際には一般的には下記になります。

  1. ゴミや埃などをほうきで取り除く
  2. 洗浄液を広範囲に塗布する
  3. 汚れを浮かせる
  4. デッキブラシやモップで清掃
  5. 水で洗い流す
  6. 水を回収して汚水を捨てる

しかし、このような清掃方法だと時間も労力もかかってしまいます。そういった時に床清掃機や床洗浄機があれば問題を一気に解決できます。床洗浄機は種類によっては1台で洗浄液塗布、ブラシ洗浄、汚水回収まで行えるので、前述の作業工程の効率を格段に上げることができます。

またコードレスタイプの洗浄機もあり、電源コードを毎回移動させる手間もなくなるので広範囲の清掃作業もストレスフリーで行えます。例として、1人で100㎡の範囲を清掃する場合、モップ掛けなら1時間かかる作業が床洗浄機を用いれば10分もかからず終了します。

オートスクラバー

メリット2|加圧すれば人の手では落とせない汚れも取れる

どれだけ強くデッキブラシで汚れを落とそうとしても、人の手だけでは限界があります。そのような時に床洗浄機を使えば人の手では落とせなかった頑固な汚れも取り除くことができます。
床洗浄機には汚れに応じて洗浄圧力をノズル1つで変更できる機能があるため、状況に適した洗浄力を発揮できます。また、高圧洗浄を用いれば床を綺麗にするだけでなくツヤを引き出し床のコンディションも保つこともできます。

高圧洗浄機

デメリット1|故障した場合に清掃が滞る可能性がある

導入メリットがたくさんある床洗浄機ですが、機械なので故障するデメリットもあります。もし、故障してしまった場合、床洗浄ができず清掃が滞ってしまいますので取り扱いは念入りに、必要なメンテナンスは欠かさずに行いましょう。

床洗浄機に限らず、どの機械もメンテナンスは欠かせませんので、お困りごとやアフターフォローについて質問があれば購入先またはメーカーに連絡し確認をしてください。

デメリット2|バッテリーによって使用時間が限られてしまう

バッテリータイプのコードレス掃除機の場合、コードが無いので使い勝手が良く、色々な所を掃除する結果、清掃時間も長引いてしまう時があります。喫茶店や厨房のワンフロアならバッテリー切れを起こすことはあまり考えにくいですが、工場や学校といった広い範囲を清掃する時や高圧洗浄を長時間使用する場合は消耗からバッテリー切れを起こす可能性があります。
そのため、広い範囲で清掃を行う場合は清掃箇所が行き届かないことも十分考えられますので、大容量バッテリータイプの洗浄機を選ぶ、または複数の洗浄機を使用するなど、時間や範囲に適した床洗浄機を選びましょう。

機械を使い分けて床をキレイにしましょう!

床を掃除する方法はモップがけ、ブラシかけ、ほうきではたく等様々な方法があります。では清掃作業を効率化する機械には、どのような種類があるでしょうか。

床掃除で幅広く使われている清掃機械には、

自動床洗浄機(オートスクラバー)
モップがけの代わりに水撒き・ブラシかけ・汚水回収

床洗浄機(ポリッシャー)
ワックスを剥がして床を磨く

床清掃機(スイーパー)
ほうきとちりとり、掃除機の代わりにゴミや塵を集めて吸い込む

主にこの3種類があります。
次の章ではこの3つの使い分けについてご説明していきます。

頑固な汚れには自動床洗浄機(オートスクラバー)

オートスクラバー(scrub)とは、英語で「ごしごしこすって洗う」という意味で、モップがけの代わりに水撒き・ブラシかけ・汚水回収をする機械です。

使い方は、内蔵されたタンクから水や洗剤を床に撒き、機械前方に付いているブラシやパッドが高速回転して床面を洗い、撒いた水を吸引回収します。タンク容量が小さいと、水の補充や汚水の投棄で作業が中断されますので、購入する時は洗浄する場所にあわせたサイズの機械を選びましょう。

種類は大きく分けると手押し式と搭乗式の2つです。

①手押し式

自動床洗浄機_ケルヒャー

手押し式は洗浄幅40~50cmのものが主流で、人が機械を押して洗浄作業を行います。走行モーターを内蔵してるタイプもあり、モーター内蔵タイプはレバーを握ると機械がモーターの力で走行するので押す必要はありません。手押し式は狭い空間や通路がある現場の洗浄に向いています。

②搭乗式

自動床洗浄機_蔵王産業

搭乗式は人が乗って約5km/hの速度で作業をするので手押しよりも楽に早く洗浄作業ができます。洗浄幅も70~100cmと大きいタイプもあり、タンク容量も大きいため、水の補充や汚水の投棄で作業が中断されることはほとんどありませんので、手押しに比べて格段に早い洗浄作業ができます。搭乗式は広い現場を掃除する場合に向いています。

オートスクラバーはポリッシャーやスイーパーと比べて洗浄力が強いので、頑固な汚れを取るのに適しています。

ワックスの剥離や床磨きには床洗浄機(ポリッシャー)

ポリッシャー(polisher)とは英語で「磨く、ツヤを出す、研磨する」という意味で、デッキブラシの代わりにワックスの剥離作業や床の洗浄、磨き作業を行なう機械です。円形のブラシやパッドをモーター回転させて効率良く洗浄をするので、デッキブラシと比べると洗浄速度は早く、綺麗に行えます。
ワックスの剥離作業」、「床の洗浄作業」、「床の磨き作業」をするときはポリッシャーが適しています。

床洗浄機

粗ゴミや埃を取り除くには床清掃機(スイーパー)

スイーパー(sweeper)とは、英語で「掃除機、清掃する」という意味で、ほうきやちりとりの代わりに床を清掃し、紙くずや木屑、埃などを回収する機械です。 床洗浄機(オートスクラバー・ポリッシャー)を使う前に軽く清掃する時にも使われます。使い方は、手押し式なら基本的には手で軽く押すだけで前に進むので操作が簡単ですが、搭乗式ならハンドル操作が必要です。

水が撒けない事務所内やゴミや埃が多い倉庫などの場所にはスイーパーが適しています。

床清掃機

床洗浄に関するお悩みは実績豊富な株式会社折兼で解決

『床を洗浄する機械』と言っても「床清掃機」「床洗浄機」「自動床洗浄機」と3種類あり、その中でも様々な種類に分かれますので、どの洗浄機を選べば良いか悩んでしまいますよね。
しかし、ご安心下さい。弊社ではこちらに記載した全てのタイプの『床を洗浄する機械』を取り扱っております。実際に機械を導入する際には、是非一度お問い合わせ下さい。株式会社折兼には機械に精通した専門部隊が在籍していますので、お客様のご要望を聞きながら、最適な機種をご提案致します。その他の機械も取り扱っておりますので、お気軽にご相談下さい。

HACCPなど世界的な基準を含めた提案を受けられる

株式会社折兼では、2020年6月に義務化され2021年6月には完全施行されるHACCPの導入サポートや、ISO22000、JFS規格といった国内外の認証取得に向けたアドバイスも行っております。HACCPを導入したいけど何から手を付ければいいか分からない、という事業者の方向けに動画も公開しているので是非ご覧ください。

専門家に相談をして正しい清掃方法で運用する

『床を洗浄する機械』と一言で言っても種類は多岐に渡りますので、最後に各種洗浄機についてまとめます。

床を洗浄する機械は主に3種類

  1. 自動床洗浄機(オートスクラバー)は水撒き・ブラシかけ・汚水回収
  2. 床洗浄機(ポリッシャー)はワックスを剥がして床を磨く
  3. 床清掃機(スイーパー)はゴミやチリを集めて吸い込む

導入するメリット・デメリット
・メリット…洗浄時間の短縮・省人化・省力化
・デメリット…機械なので故障するときもある。

故障が起こらないよう日々の使い方やメンテナンスが大事です。洗浄したい場所がどこなのかによって適正な機械が変わりますので、どの機械に該当するか選定の参考にしてみて下さい。

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