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カットスイカの専用袋は必要?選び方やおすすめの商品を紹介

2020.08.06

カットスイカの包装

暑い夏になると、甘くてジューシーなスイカを食べたくなる方も多いと思います。
昔は玉売りが主流でしたが、最近では中身を確認できる安心感や核家族の増加などの影響で1/6カット、1/8カットされたスイカを売り場で見る機会が多くなりました。 

カットスイカの包装方法として、ラップやカットスイカ袋などが代表的です。
ラップで包装する場合、別途資材を買い足す必要もなく調達の手間とコストがかからないというメリットがありますが、商品になったスイカは長時間陳列していると液だれしたり見栄えが悪くなりやすいデメリットがあります。
ここでは、新たにカットスイカ袋を導入するメリットや袋の選び方を解説していきます。

カットスイカ

カットスイカ袋を導入するメリット

皆さんも夏になるとスーパーなどでカットスイカがラップで包装されている光景をよく見かけると思いますが、最近ではカットスイカ袋に入れ華やかに陳列されている売り場を見かけることも多くなりました。

ラップ包装ではなく、カットスイカ専用袋を導入する主なメリットを3つのポイントに分けて説明していきます。

  1. 液だれを防ぎ持ち帰りやすい
  2. 虫を寄せ付けず衛生的
  3. 陳列時の見栄えが良くなる

液だれを防ぎ持ち帰りやすい

スイカは80%以上が水分のため、ラップ包装では完全に密封できず液だれしてしまう可能性が高いですが、専用のカットスイカ袋であれば持ち帰り時の液だれの可能性を軽減するとともに、売り場が液だれでべたべたになるのを防ぐことができます。
また、袋の口元部がシールタイプやチャックタイプのものを選択すれば、液だれの軽減に加え作業性を向上させることが可能です。

虫を寄せ付けず衛生的

液だれで売り場がべたべたな状態になると、甘い匂いに誘われて虫が集まりやすくなってしまい、衛生的に良くないとともに、お客さまのイメージも悪くなってしまい、販売チャンスを失ってしまいます。
専用のカットスイカ袋を使用することで液だれを防ぎ、虫を寄せ付けにくくして衛生的な売り場を作ることができます。

陳列時の見栄えが良くなる

ラップ包装されたカットスイカがたくさん並んでいる売り場は、昔ながらで夏の到来を感じられる光景ではありますが、目新しさ、おしゃれさの面では少し物足りない感じがします。
一方カットスイカ袋では、おしゃれなデザインを施したものやアイキャッチに優れたものもあり、ラップ包装よりも清潔感や統一感を演出しやすいので、陳列時の見栄えが良くなります。
さらに、防曇性のある袋であれば、時間が経過しても袋が曇らず中身がくっきり見えるため、より一層購買意欲を掻き立てるでしょう。

カットスイカ専用袋の選び方

一括りにカットスイカ袋と言っても数多くの商品があります。その中から自分のニーズに合った商品を見つけることは簡単ではないと思います。
そこで、実際にカットスイカ袋を導入する際確認すべき主なポイントを4つ紹介します。

  1. パッキングのしやすさ
  2. 発注単位
  3. 防曇性の有無
  4. テープやチャックの有無

パッキングのしやすさ

近年、労働現場での人手不足が深刻化しており十分な人手を確保できないため、作業効率を上げて必要な人手を減らすとともに、人件費の削減を検討している企業も増えていきています。
カットスイカ袋を選ぶ際は、衛生面や見栄えも大切なポイントですが、パッキング時の「作業効率が良いかどうか」も必ずチェックしましょう。可能ならば、事前にサンプルを使用して包装テストを行い、自社のオペレーションに合っているかを確認しておきましょう

最小発注単位数

一日の販売数の多い大型店舗では、発注単位はあまり気にする必要がないかもしれませんが、小型店舗や個人店で発注単位の大きな商品を購入してしまうと、使いきれず長期の保管が必要となってしまいます。
発注単位はスイカ袋に限った注意点ではありませんが、スイカは夏だけの期間限定品のため他の商品以上に注意が必要です。特に防曇加工がされている商品は、経年劣化で袋の色が黄色っぽく変色していくので注意してください。
また、発注単位が少ない商品であれば実際に使用し、使いにくい場合には次回発注時に違う商品に変更することも可能ですので、初回発注時は特に発注単位は気を付けましょう。
包装資材専門の通販サイト「容器スタイル」であれば、小ロットからの出荷も承っておりますのでぜひご覧ください。

防曇性の有無

カットスイカ袋を選ぶ上で、最も大切と言っても過言ではないのが、袋が曇るのを防ぐ「防曇性の有無」です。
冷蔵ケースや中身の冷えたスイカなどで、袋周辺の温度が急激に低下することで発生する結露が曇りの原因です。袋が曇ってしまうと、せっかくの中身が見えづらくなり、商品価値が低下してしまうとともに、水滴が原因でスイカの鮮度を下げてしまう可能性もあります。
カットスイカには、必ず防曇性がある商品を選びましょう。

テープやチャックの有無

カットスイカ袋には、袋自体に口元を留める機能をもつ商品と、もたない商品があります。

袋自体に口元を留める機能をもたない袋の場合、別途ビニールタイやバックシールを準備して留める必要があります。
一方、袋自体に留める機能をもつ袋では、主に「テープタイプ」と「チャックタイプ」がありいずれも追加で資材を準備する必要がありません。 
シール式は剥離テープを剥がし折り曲げるだけで、簡単にパッキングできます。また、チャックタイプではパッキングの容易さに加え、何度も開閉可能であるメリットもあります。
一般的には、袋自体に留める機能をもつ商品の方が作業効率の向上が見込めて便利ですが、その分商品のコストが上がりますので、コストと求める機能を十分考慮し自分に一番適した商品を選ぶことが重要です。

スイカ袋_テープ

おすすめのカットスイカ専用袋

いろいろなタイプのカットスイカ袋がある中、今回はおしゃれな陳列と優れた作業性をコンセプトとしたパックスタイルのスイカ袋(以降、PSスイカ袋)をご紹介します。

PSスイカ袋_ストライプ
PSスイカ袋_ボーダー

カットスイカ袋の特徴

PSスイカ袋は商品自体にテープが付いており、簡単にシールしパッキングが出来る仕様となっています。
材質としてOPP防曇を使用しているので、中身が曇らずくっきり見えます。
また、青果物にダメージを与える原因となる水滴の発生を抑制しスイカの鮮度を保持できます。
さらに、袋上部にグリーンを基調とした印刷デザイン(ウェーブとボーダーの2種)を施し、売り場での存在感と美味しさを演出します。

サイズはS、M、Lの3種類あり、サイズの目安は下記の通りです。

Sサイズ・・・  L玉までの 1/6、1/8カットスイカ
Mサイズ・・・ LL玉までの 1/6、1/8カットスイカ
Lサイズ・・・ 4L玉までの 1/6、1/8カットスイカ

カットスイカは専用の袋に入れて販売しよう

旬の果物・野菜を取り扱う青果売り場で最も季節が感じられるのが「夏」です。
これから夏の風物詩といえるスイカの需要も増えていくでしょう。
カットスイカ専用袋は持ち帰りやすさ、衛生面、陳列時の見栄えなどのメリットがあります。
パッキングのしやすさ、最少発注単位、防曇性の有無、テープやチャックの有無のポイントをおさえ、商品を選択することで皆さんにとって理想的なカットスイカ袋を見つけることが出来ると思います。
今年の夏はカットスイカ専用袋を導入しこれまでとは一味違う売り場の演出をしてみてはいかがでしょうか。

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