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ペーパータオルの需要が拡大!品薄の原因は?どこで買える?

2021.02.09

ペーパータオルの需要が拡大

ペーパータオルは、洗面台、キッチンなど水回りにおける手拭きを主な用途として、小売店、外食、ビルなど様々なシーンで業務用を中心に使われています。
新型コロナウィルスの感染が拡大した2020年の春以降から衛生意識の高まりと共に、ペーパータオルは感染防止に効果的として需要が高まりました。国内の一部のメーカーでは増産するも供給に追いつかず、現在も供給が間に合っていません。
今回はペーパータオルの需要が拡大した背景、種類や設置方法、上手な使い方などを解説します。

新型コロナウィルスによる紙製品不足

新型コロナウィルスの感染拡大と共に、2020年2月頃よりマスク不足が始まり、SNSで製造元の中国からトイレットペーパーやティッシュペーパーをはじめとした紙製品が入って来なくなるという間違った情報が拡散し、買い込みにより品薄となりました。

そもそも近年の製紙原料の内訳は、古紙が6割、パルプが4割となっており、しかもパルプの輸入依存度はおよそ17%で、輸入元も北米が約5割を占めています。中国の影響はほぼ受けない現状ですが、当時は拡散した噂によりペーパータオル、キッチンペーパーまでもが品薄となりました。

元々紙製品の在庫はありましたが、大変かさ張るため瞬間的な需要拡大に物流が追いつかず品切れするお店が続出。
更に紙製品が不足する情報が品切れを加速させる事態となりました。
そんな紙製品もトイレットペーパーやティッシュペーパーは今でこそ落ち着きを取り戻しましたが、ペーパータオルについては少し状況が異なります。

ペーパータオルの生産状況

経済産業省の統計によると、2020年1月~7月までの生産量は前年比11.3%増、輸入量が前年比31.6%増となっています。
 <各メーカーの増産状況>
・静岡県富士市の丸富製紙と大二製紙が2020年9月に業務提携し、約200t/月増産。
・愛媛県の丸住製紙は加工設備を1台増設し、2021年3月より約240t/月増産。
・大王製紙は愛媛県の三島工場に設備を増設し、2021年7月より約1,500t/月増産。
・上記以外にも他製品の生産ラインをペーパータオルに変更という情報もあり。
※2019年生産量:203,202t 販売量:187,753t (経済産業省統計データ)

ペーパータオルについては需要が拡大したことで国内生産が追いつかず、輸入品が多く流通するようになりました。そのため国内で生産する各社がペーパータオルの増産体制に踏み切っています。

新型コロナウィルスの感染対策にペーパータオルが使われている

ペーパータオルは、トイレットペーパーやティッシュペーパーとは用途が異なり、手を拭く使い捨てのタオルのため、新型コロナウィルスの感染対策として、2020年より急激に需要が拡大しています。その需要拡大の要因の一つに、ハンドドライヤーの使用中止が挙げられます。
主な感染経路の一つがトイレや洗面台と言われており、設置されていたハンドドライヤーは、不特定多数の人が使うことから使用中止となり、ペーパータオルを設置する動きが加速しました。
ハンドドライヤーは設置する時の一時的な需要で済むのに対し、ペーパータオルは設置後に消耗品として継続的に消費されることから補充が必要になるため、今後も需要拡大が予想されます。

ハンドドライヤーの使用中止

では、なぜハンドドライヤーが使用中止の動きとなったのでしょうか。

その理由が、2020年5月に厚生労働省の新型コロナウイルス感染症対策専門家会議 「新型コロナウイルス感染症対策の状況分析・提言」11頁の「トイレ」について、以下の内容が記されています。

(トイレ)(※感染リスクが比較的高いと考えられるため留意する。)
・ 便器内は、通常の清掃で良い。
・ 不特定多数が接触する場所は、清拭消毒を行う。
・ トイレの蓋を閉めて汚物を流すよう表示する。
・ ペーパータオルを設置するか、個人用にタオルを準備する。
・ ハンドドライヤーは止め、共通のタオルは禁止する。

出典:https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000629000.pdf

また、ハンドドライヤーは以下の通り、多くのウィルス粒子を拡散させてしまうという研究結果があります。
・ハンドドライヤーから出る粒子の着地量は、装置から0.25mの距離で最大となり、3m離れた距離でも温風ドライヤーの500倍の量となる。
・ペーパータオルの場合、3mでの着地量はゼロ。
・拡散の高さについても0.75m~1.25mが最大値、これは近くに小さな子供がいる状態で大人が使用した場合、子供の顔の高さに相当する。
・距離全体では、ハンドドライヤーによるウィルス拡散量は、ペーパータオルの190倍以上。

洗面台にも感染リスクが潜む

トイレ、洗面台の感染リスクが高いとされる中、以前、鉄道職員の宿舎で複数人が新型コロナウィルスに感染し、その原因は洗面台の蛇口と報じられました。
これにより非接触型の蛇口に取り替える動きがありますが、洗面台は手洗いの他に歯磨き、うがいで使用することから水跳ねや飛沫による感染リスクがあるため、使用後の洗面台回りの消毒、拭き取りも重要となります。
そこで、ペーパータオルを使う事による感染防止の効果が期待できます。

一般家庭にも見られるペーパータオル使用の広がり

ペーパータオルの需要拡大の要因は他にも、一般家庭における使用の動きが挙げられます。
新型コロナウィルスの感染拡大以降は、衛生意識の高まりから家族でのタオルの共用を控え、使い捨てのペーパータオルが感染防止の面で注目されはじめました。
感染は手から口、目など顔を触ることによって起きる事が多く、手洗いをしっかりしなければ共用タオルにウィルスが付着し、それにより感染してしまうという悪循環に陥ります。
共用のタオルから黄色ブドウ球菌なども検出という実験報告も存在する事から、タオルの共用を止めることは、新型コロナウィルスに限らず様々な感染予防にも繋がります。
是非ご家庭でも感染対策にペーパータオルをおすすめします。

ペーパータオルの効果的な設置方法

では、ペーパータオルはどのように設置したら良いのでしょうか。せっかくペーパータオルを導入しても、感染の温床にしてしまっては意味がありません。
そこで、ここからはペーパータオルの効果的な設置方法をご紹介致します。

袋のまま置いて使うとどうなる?

ペーパータオルはフィルムの袋に入っており、天面のミシン目を破いて取り出します。1枚目を取り出すと次が出てくるポップアップ式になっているため、そのまま置いても使用はできます。
しかし、中身が少なくなった場合は取り出し口が広がった状態となり、ポップアップも上手く機能しなくなるので、少なくなったペーパータオルは袋の中で全て重なった状態になります。
そこに手洗い、うがいの水分が跳ね、濡れた手で袋の中に手を入れてペーパータオルを取り出すと、残ったペーパータオルに水が跳ね、袋の中が湿ってしまいます。

このように、袋のまま設置した場合、使い始めは良いのですが、中身が減ると残ったペーパータオルが返って不衛生になる危険性があります。

専用のディスペンサー、ホルダーを使おう

そこで、ディスペンサーやホルダーといわれるペーパータオル専用のケースを使うことをおすすめします。
ディスペンサー、ホルダーには壁掛け型や据え置き型がありますが、ビル、施設、店舗など不特定多数の人が出入りするトイレ、洗面台には壁掛け型が良いでしょう。勿論、一般家庭でも壁の加工が許される場合は壁掛け型がおすすめです。

壁掛け型

ペーパータオルが下向きに1枚ずつ、しかも少なくなっても最後まで引き出せますので、感染対策には効果的です。設置場所は自分が立つ横など、取り出しやすく水跳ねからできるだけ遠ざけられる位置が良いでしょう。

据え置き型

壁掛け型よりも比較的コストは安いですが、一般的には置くタイプですので、使用しているうちに水跳ねや洗面台の上に溜まった水に晒されてしまいます。そこで、洗面台に置く時は直には置かず、少し高くした場所に置くなどの工夫が必要です。

ゴミ箱も忘れずに

ペーパータオルを導入する場合、忘れてはならないのがゴミ箱です。
使用済みのペーパータオルを入れるゴミ箱は、一杯になったら簡単かつ清潔に廃棄できるよう本体側に袋をセットしておきましょう。
また、ゴミ箱はできればペダル式の蓋が開閉するタイプがおすすめです。蓋が回転するタイプでは、一杯になった場合に蓋が開き難くなり、手で蓋を押してペーパータオルを捨てることから、水跳ねなどが付着した蓋に触れてしまいます。
ゴミ箱の設置は、洗面台の下、もしくは洗面台から少し離した場所が良いでしょう。

ペーパータオルの上手な選び方、使い方

さて、ペーパータオルが感染予防に効果的という事がお分かり頂けたかと思います。しかし、そんなペーパータオルも様々な種類があり、これから導入を検討している方も何を基準にして選んで良いのか迷うと思います。
ここからはペーパータオルの種類、用途に合わせた使い方などを交え、少しでもコストを抑える方法をお伝えします。

材質で使い分ける

まず、ペーパータオルは材質で大きく2つに分かれます。

【バージンパルプ】

再生紙やリサイクル紙の原料となる古紙を使用しないパルプ100%のタイプです。 再生紙に比べるとコストが上がる傾向にありますが、柔らかく肌ざわりが良いのが特長で、食品にも使用可能です。

【再生紙】

リサイクル紙とも呼ばれ、古紙の全部または一部を原料として使用したタイプです。 バージンパルプに比べるとコストを抑えることができますが、少し硬くごわつきます。 しかし、エンボスといわれる表面にボツボツの加工を施すことで、ある程度ごわつきが軽減されます。

コストに関しては厚みや大きさによっても変わるので、必ずしもバージンパルプだから高い、再生紙だから安いとは限りません。
サイズは一般的に大判、中判、小判と分かれ、近年では中判、小判サイズが広く使用されています。種類も、シングル、2枚重ねと多岐に渡ります。

用途で使い分ける

ペーパータオルの用途は、洗面台やキッチンなどの手拭きや掃除、食材の水切りなど様々です。
気を付けなければならないのは食品に使用する場合です。再生紙は食品への直接使用が禁止されているため、蛍光染料を使用していない食品衛生法に準じたバージンパルプ品や、専用のキッチンペーパーの使用をおすすめします。

掃除などの用途では、比較的コストを抑えられる再生紙がおすすめです。食品に使用しているバージンパルプ品を一緒に掃除にも使用してしまうのはコストアップに繋がりますので、用途での使い分けをおすすめします。
手拭きについては、コストの事を考えると再生紙がおすすめですが、肌ざわりという点もありますのでお好みで選択しても良いでしょう。

ペーパータオルを使った上手な手の拭き方

手拭きとして使用する場合、よくササッと2、3枚取り出して拭くのを目にしますが、これではペーパータオルが持つ吸水能力がうまく発揮できません。更に、2枚重ねでこの使い方をされてはコストがかさむばかりです。
その理由として、素早く拭いているときは主にペーパータオルの中心付近しか使ってなく、隅の部分は吸水できていません。

実は1枚でも十分綺麗に拭く方法があります。
手洗い後に洗面台でしっかり水を切り、ペーパータオル1枚を3つ折にします。シングルならこれで実質4枚重ねになります。拭き取る際は擦るような拭き方ではなく、手の平、手の甲、指付近をパタパタと軽く叩くようにすると効率良く綺麗に拭き取る事ができます。
この拭き方を徹底する事で、消費量の節約に繋がります。洗面台の鏡やディスペンサーなど、見える場所に拭き方の説明や協力を促すなど、工夫してみてはいかがでしょう。

おすすめの商品『ペーパータオルエコ』

そこで今回ご紹介するのが、肌ざわりの良さと低コストを両立させたパックスタイル商品の「ペーパータオルエコ」です。
ペーパータオルエコは、その名の通り再生紙を採用。軽いエンボスを施したソフトで大変肌ざわりの良いペーパータオルです。多少薄いと感じるかもしれませんが、先に紹介した拭き方をはじめとした工夫で、十分と言える品質です。
中判、小判と2つのサイズをご用意。エコなイメージをもたらすシンプルなパッケージも好評です。
パックスタイルのペーパータオルエコは、株式会社折兼が運営する通販サイト「容器スタイル」と「プロステ楽天」で購入可能です。
他にも様々なペーパータオルや、数多くの衛生用品取り揃えていますので是非覗いてみて下さい。

ペーパータオルの需要は今後も続く

今回は、新型コロナウィルスの感染拡大に伴うペーパータオルの需要拡大の背景、設置方法から選び方、使い方を解説しました。感染が収束しても、衛生意識の高まりから暫くは需要の高止まりが続きそうです。
ペーパータオルの上手な使い方で感染予防に努め、この状況を乗り切りましょう!

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