![](https://www.orikane.co.jp/wp/wp-content/uploads/2022/06/pixta_76273003_XL_w700.jpg)
ポリ袋とは?
![ポリ袋](https://www.orikane.co.jp/wp/wp-content/uploads/2022/06/pixta_74734086_XL_w700-1.jpg)
ポリ袋とは、ポリエチレンやポリプロピレンというプラスチックの一種を加工して作られた袋の
ことです。
ポリエチレン・ポリプロピレンから作られている袋はポリ袋と定義されるため、日常的に使っているレジ袋などもポリエチレン製・ポリプロピレン製のものであればポリ袋に含まれます。
ポリ袋?ビニール袋?
レジ袋やゴミ袋は「ビニール袋」とも呼ばれますが、実はポリ袋とビニール袋は使っている原材料が異なります。
ポリ袋がポリエチレン・ポリプロピレンを原材料とするのに対し、ビニール袋は塩化ビニル樹脂を原材料としています。
プラスチック製の袋が普及し始めた1970年頃は塩化ビニル樹脂製のビニール袋が主流でしたが、その後、環境への配慮から燃やしても有害ガスが発生しないポリ袋が多く生産されるようになりました。
ポリ袋が主流になった現在でも「ビニール袋」という呼び慣れた言葉を使う人が多くいます。
ポリ袋の材質と特徴
ポリ袋の原材料であるポリエチレン・ポリプロピレンにも、様々な種類があります。
材質によりそれぞれ特徴が異なるため、中に入れるものや使う環境に合ったポリ袋を選ぶことが重要です。
まずは、ポリ袋の材質とその特徴を4種類ご紹介します。
LDPE(高圧法低密度ポリエチレン)
![LDPE](https://www.orikane.co.jp/wp/wp-content/uploads/2022/06/pixta_80885534_XL_w700.jpg)
Low Density Polyethyleneの略称で、ローデンとも呼ばれています。
後ほど解説するHDPEに比べ透明度が高く、しなやかでツルツルとした手触りが特徴のポリエチレンです。
現在、ポリ袋の材質として最も多く使われています。
伸びが良く裂けにくいため、ゴミ袋やジップロック、アパレルショップの買い物袋によく使われます。
LLDPE(直鎖状低密度ポリエチレン)
![LLDPE](https://www.orikane.co.jp/wp/wp-content/uploads/2022/06/pixta_533810_L_w700.jpg)
Linear Low Density Polyethyleneの略称で、リニアローデンとも呼ばれています。
LDPEと同じく、透明度が高くしなやかでツルツルとした手触りのポリエチレンです。
上記の通りLDPEに似ているので見た目だけでは判別しにくいですが、LDPEよりも強度やシール性が優れています。
強度があり、重いものを入れるのに向いているため、米や砂糖を入れる袋としてよく使われます。
また、優れたシール性を活かして、数種類のフィルムを貼り合わせて作られるラミネート袋のシーラント層(熱溶着部分)の材質としても多く使われています。
HDPE(中低圧法高密度ポリエチレン)
![HDPE](https://www.orikane.co.jp/wp/wp-content/uploads/2022/06/1913472_m_w700.jpg)
High Density PolyEthyleneの略称で、ハイデンとも呼ばれています。
LDPEに比べ透明度が低く、硬めでシャカシャカとした手触りが特徴のポリエチレンです。
薄く加工できるため、1枚あたりのコストを抑えて生産できます。
伸びにくく引っ張りに強いため、レジ袋やスーパーマーケットのサッカー台にある食品を入れるロール袋によく使われています。
IPP(インフレーションポリプロピレン)
![IPP](https://www.orikane.co.jp/wp/wp-content/uploads/2022/06/pixta_7691168_XL_w700.jpg)
Inflation Polypropyleneの略称で、透明度が高く、ポリエチレンよりもコシがありツルツルとした手触りが特徴のポリプロピレンです。
防湿性に優れており、食パンや衣類を包装する袋に適しています。
表面の滑りが良く中に物を入れやすい反面、滑って陳列が崩れてしまうため、積み重ねて置くのには向いていません。
また、常温時の強度は優れていますが耐寒性は低く、冷凍には不向きです。
ポリ袋の種類
![ポリ袋の種類](https://www.orikane.co.jp/wp/wp-content/uploads/2022/06/pixta_58809412_XL_w700.jpg)
ポリ袋の主な種類と用途、おすすめのアイテムをご紹介します。
材質や形の特徴もまとめましたので、ぜひ参考にしてください。
平袋
![平ポリ袋](https://www.orikane.co.jp/wp/wp-content/uploads/2022/06/pixta_72434913_XL_w700.jpg)
食品の包装などに幅広く使用されている、平らなポリ袋です。
平袋のなかには、サイズを号数で表記する「規格袋」もあります。
一般的な規格袋のサイズは1号から20号まであり、号数の数字が大きいほど袋のサイズも大きくなっていきます。
![サイズ](https://www.orikane.co.jp/wp/wp-content/uploads/2022/06/polybukuro_700×465_01.jpg)
おすすめの平袋
![PSポリ規格袋 025 NO.15](https://www.orikane.co.jp/wp/wp-content/uploads/2022/06/00434968-01_w700.jpg)
PSポリ規格袋 025 NO.15
材質:LDPE 全7サイズ(9〜15号)のベーシックな規格袋。 持ち手なしのシンプルな形状で、食品の小分けや一時保存に適しています。
![エンボス加工 PSロールポリ袋 13号](https://www.orikane.co.jp/wp/wp-content/uploads/2022/06/00594267-01_w700.jpg)
エンボス加工 PSロールポリ袋 13号
材質:HDPE 1巻2800枚のロール状ポリ袋です。 エンボス加工が施されており、口の部分が開けやすいのが特徴です。
レジ袋
![レジ袋](https://www.orikane.co.jp/wp/wp-content/uploads/2022/06/pixta_27982850_XL_w700.jpg)
スーパーやコンビニで買い物をする際に使用されるポリ袋です。
持ち運びの利便性を考え持ち手付きの場合が多く、中身が安定するよう横のマチが広い袋もあります。
![マチ](https://www.orikane.co.jp/wp/wp-content/uploads/2022/06/polybukuro_700×465_03.jpg)
袋のサイズ表記が号数の場合は、関東と関西で表記の方法が異なります。
関東はレジ袋が普及する前に多く使われていたクラフト紙の角底袋の大きさを元にサイズを決め、関西はレジ袋の幅+マチの大きさを元にサイズを決めたためこのような違いが生まれました。
![サイズ](https://www.orikane.co.jp/wp/wp-content/uploads/2022/06/polybukuro_700×465_02.jpg)
おすすめのレジ袋
![PS リユースレジ袋](https://www.orikane.co.jp/wp/wp-content/uploads/2022/06/00427506-01_w700.jpg)
PS リユースレジ袋
材質:HDPE 何度も繰り返して使える丈夫な持ち手付きポリ袋です。 厚みは0.023mm、サイズは3L相当です。
![バイオマスロール手提げ袋 乳白 30枚×2本](https://www.orikane.co.jp/wp/wp-content/uploads/2022/06/polybukuro_700×465_07-1-1.jpg)
バイオマスロール手提げ袋 乳白 30枚×2本
材質:HDPE(バイオマス原料30%配合) 1巻30枚のロール状になっている、持ち運びに便利な持ち手付きポリ袋です。 強度に優れた丸底タイプです。
ゴミ袋
![ゴミ袋](https://www.orikane.co.jp/wp/wp-content/uploads/2022/06/pixta_6555257_XL_w700.jpg)
ゴミを分別・廃棄する際に使用されるポリ袋です。
サイズは30L、45Lと「リットル」で表記されます。
![サイズ](https://www.orikane.co.jp/wp/wp-content/uploads/2022/06/polybukuro_700×465_04.jpg)
また、ゴミ袋の材質にはツルツルした手触りのLDPE・LLDPEと、シャカシャカした手触りのHDPEがあります。
![特徴](https://www.orikane.co.jp/wp/wp-content/uploads/2022/06/polybukuro_700×465_05.jpg)
おすすめのゴミ袋
![PS ゴミ袋 LD 035-45L 透明](https://www.orikane.co.jp/wp/wp-content/uploads/2022/06/00427548-01_w700.jpg)
PS ゴミ袋 LD 035-45L 透明
材質:LDPE 45Lサイズ、厚さ0.035mmのゴミ袋です。
![PS ゴミ袋 HD 020-90L 半透明](https://www.orikane.co.jp/wp/wp-content/uploads/2022/06/00427546-01_w700-1.jpg)
PS ゴミ袋 HD 020-90L 半透明
材質:HDPE 90Lサイズ、厚さ0.020mmのゴミ袋です。
真空袋
![真空袋](https://www.orikane.co.jp/wp/wp-content/uploads/2022/06/pixta_45517738_XL_w700.jpg)
食材を真空状態で保存し、新鮮な状態を長く保つために使用されています。
肉や魚、惣菜を入れる袋としては、酸素を通しにくく食材の酸化を防ぐ特徴を持つナイロンと、加熱・圧着して袋に加工しやすい特徴を持つポリエチレンの2種類を合わせたナイロンポリ袋がよく使われています。
おすすめの真空袋
![真空袋 彊美人80 X-1217](https://www.orikane.co.jp/wp/wp-content/uploads/2022/06/00378793-01_w700.jpg)
真空袋 彊美人80 X-1217
材質:PE、PA −40℃の冷凍から100℃×30分のボイルまで可能なポリ袋です。 透明度が高く、強度にも優れています。
![サイズ](https://www.orikane.co.jp/wp/wp-content/uploads/2022/06/polybukuro_700×465_06.jpg)
厚みは70μ、80μ、90μの3種類。
サイズは上記リスト以外にも豊富に取り揃えております。
また、真空保存とは別の方法で食品を長期保存できる袋としてビーフパックがあります。
![ビーフパック 2030](https://www.orikane.co.jp/wp/wp-content/uploads/2022/06/00552196-02-2_w700.jpg)
ビーフパック 2030
材質:OPP//LLDPE 牛肉やマグロのノートレー販売に使えるポリ袋です。 適度な酸素透過度があり、赤身の変色を遅らせることができます。
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今回はポリ袋の材質の特徴、主な用途をご紹介しました。
見た目だけでは大きな差がないように見えるポリ袋ですが、材質の特徴を理解し、中に入れる物や使用する環境に最適な商品を選ぶことが重要です。
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