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課外授業も対応!折兼の広報・SDGs課についてご紹介

2023.01.06

世の中ではSDGsが重要視されている

近年、世界中でSDGsへの意識が高まり、日本でもテレビ、学校の授業などでSDGsが盛んに取り上げられるようになってきました。実際に、日本国内の10~70代の男女1,400名を対象に行ったSDGsの認知度調査によると、SDGsの言葉の認知度は約90%と過去最高の結果が記録されています。
中でも学生においては、内容まで知っていると答えた割合が高く、年々SDGsが浸透していることがわかります。

折兼でも、企業としてSDGsを推進するために2022年に広報・SDGs課を発足させました。
 
この記事では、SDGsに取り組む重要性について解説するとともに、折兼 広報・SDGs課の取り組みについてご紹介いたします。

どうして環境問題への意識を高める必要があるのか

企業がSDGsへ取り組むのに、より取り組みを進めるためには一般消費者の環境問題に対する意識の向上も重要なポイントとなります。一般消費者の意識が向上することで企業のSDGsの取り組みを理解していただき、一般消費者も取り組みに協力する体制が構築されます。

エシカル消費を浸透させるため

エシカル消費

企業がいくら環境にやさしい商品の開発や、倫理的調達をされたフェアトレード商品などを販売していても、一般消費者に選択してもらえなければ企業の取り組みは無駄になってしまいます。
エコ商品やフェアトレード商品などは普通の製品と比べて値段は上がってしまうけれど、世の中に良いものを選択しようと考えるエシカル消費の意識を高めることがSDGsの目標達成に繋がります。

日常でSDGsに取り組んでもらうため

SDGsと聞くと身近に感じられず、ジブンゴト化できない一般消費者が多くいるのが現状です。
しかし、特に環境問題への取り組みは一般消費者が日常生活の中でも手軽にできることがたくさんあります。

そのため、環境問題へ取り組むべき理由や身近でできる事を紹介し、実践につなげることが大切であると考えています。

次代を担う子ども達へ環境問題を身近に感じてもらうため

植物

SDGsがゴールを迎える2030年に最前線として社会で活躍する子供たちに、学生の頃から環境問題に慣れ親しんでもらうとともに、環境問題に取り組む大切さを学んでもらうことが、SDGsと共に生活するうえで大切であると考えています。

そこで、子ども達と一緒にSDGsを学ぶイベントや課外授業に協力しております。

折兼の広報・SDGs課とは?

折兼の広報・SDGs課は、主にメディアに向けて折兼の情報を発信するほか、SDGsを広める活動に取り組んでいます。

メディアに対しては折兼の取り組みを発信し、テレビ、ラジオ、新聞、ネットメディアの取材対応を行う業務を行っております。一方、SDGsを広める活動では地域で開催されるイベントへの出展の他、子ども達がSDGsについて学ぶキャンプへの協力や地域の学校での課外授業を行っております。
 
SDGsの目標達成には一般消費者の意識向上も大切であると考えており、SDGsに関するイベントへの出展や啓発活動などの幅広いことに挑戦しています。

イベントでは「ごみゼロへの挑戦」もしており、土で分解する容器やカトラリーを食事提供で使用し、使用済み容器を回収して堆肥化を行い、その堆肥を肥料として活用して野菜を育てるフードサイクリングの取り組みを行っております。

フードサイクリング

一般の方への啓発

一般の方の環境問題への意識を高めてもらうために、まずは折兼が力を入れて商品開発を行っているバガス(※)を用いて、環境問題へ取り組むことの大切さを伝えています。

実際に一般消費者が多く来場する環境問題やSDGsの啓発イベントに積極的に出展し、バガス容器に触れてバガスを知っていただくとともに、環境問題へ取り組むことの大切さを伝える活動を定期的に行っております。

※バガス…サトウキビの搾りかす

次代を担う子ども達への啓発

バガス容器を土に埋める

SDGsがゴールを迎える2030年に社会人として活躍する子ども達、学生に向けた啓発活動として、SDGsキャンプへの協力や折兼が力を入れて開発しているバガス素材の自然に分解する特性を活かした生分解性実験「折兼バガスチャレンジ!」を実施しております。
 
その他にも、地域の学校に対して無料で課外授業を実施しております。

小学校での課外授業

課外授業

小学生に対しては、SDGsや環境問題を身近に感じてもらうことをテーマに授業を実施しています。
今、世界ではどんな問題が起こっているのだろう?私達に身近な食品業界ではどんな取り組みがあるのか、グループで一緒に考えて答えを見つけてもらっています。

また、環境にやさしい素材の容器を手に取って比較してもらったり、バガス紙から作られたクラフトキットを使って貯金箱を制作する体験もしてもらいました。
              
授業を受けることで、SDGsって簡単に取り組むことができるんだ、自分にできる事を探して夕食で家族に紹介したいなどのコメントをいただきました。

中学校での課外授業

中学校

中学生向けの課外授業では、SDGsと共に生活したり働くことを想像する授業を実施しています。
10種類程度の環境にやさしい素材を手に取って、それぞれの素材の特長、コスト、消費者への伝わり方をグループごとに比較してもらうとともに、バガスを用いた商品開発体験を実施しています。
 
中学生は職場体験の一環で授業を実施する機会も多く、初めて働く事を意識しながらSDGsと向き合うことができたなどのコメントをいただいております。

高校での課外授業

授業風景

高校生向けの課外授業では、SDGsをジブンゴト化して将来、SDGsとともに働く社会を想像してもらうことをテーマとしております。実際に社会で起こっているSDGsや環境に関わる問題を学ぶとともに、エコ容器へ切り替えを進める障壁についても合わせて考えてもらっています。
 
高校生に対しては、実際に営業マンになったつもりで営業体験ロールプレイイングを実施したり、ターゲット目線に立った商品開発体験を実施しています。
 
課外授業を経て、自分がSDGsと共に働いていることを想像しながら課外授業に取り組むことができた、SDGsを発信できる職業に就きたいなどのコメントをいただいております。

環境問題を学ぶ課外授業はお任せください

折兼では、各学校のテーマや目的に合わせた課外授業を実施しております。
オンラインや対面どちらでも対応可能です。
詳細は以下のお問い合わせページよりお気軽にご相談ください。

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